症状一覧
じんましん
どんな病気が考えられる?
じんましんは、体内に何かが侵入し、体がそれを異物と認識することで出現します。
代表的なものは食物アレルギーなどのアレルギー疾患です。ただし、実はじんましんの半分以上は原因がわからないと言われています。また、実際診察をしていると、風邪を引いた数日後から全身にじんましんが出始めて、数日後に出なくなるお子さんをよく診察します。おそらく体内に侵入したウイルスを異物と認識してじんましんが出ているのではないかと考えます。
注意しなければならないじんましんとしては、何かを初めて食べた後に全身に急激に広がるもの、呼吸がゼーゼーしている・嘔吐するなど皮膚以外の症状を伴うものなどがあります。これらはアナフィラキシーの症状の可能性があり、急速に症状が進行することがあります。このような場合には必ずすぐに医療機関を受診してください。
また、じんましんがずっと同じ場所に出ていて、痛みを伴う場合などは、自己免疫疾患などの可能性も考えなくてはなりません。一度医療機関を受診してください。
どんな検査がある?
食物アレルギーと考えられる場合、初めて食べた物やアレルギーとして疑わしい物についてアレルギーの検査をします。検査は血液検査やプリックテストという検査、実際に食べてみる検査などがあります。(詳細は”食物アレルギー”を参照)
ウイルスに対してじんましんが出ている場合、特に検査は必要ありません。
自己免疫疾患によってじんましんが出ている可能性があるときは、当院での検査では限界があるため、詳細な検査ができる病院へ紹介します。
どんな治療があるの?
じんましんに対して、抗ヒスタミン薬(レボセチリジン、オロパタジン、フェキソフェナジンなど)の効果が期待できます。
ウイルスなどの異物が体内に残っている場合は、場所をかえて色々なところに蕁麻疹がでることがあります。この場合、抗ヒスタミン薬をしばらく飲み続けておくことでかゆみやじんましんを抑える効果が期待できます。
お家でできる対処法はある?
じんましんは、血流がよくなることで悪化します。
身体を温めると血流がよくなって、じんましんが悪化することが予想されるので、お風呂はシャワーにする、アイスノンでかゆいところを冷やすなど、体を温めすぎないような対処法が効果が期待できます。
病気一覧
- アナフィラキシー
- 食物アレルギー
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