症状一覧
2024年06月11日症状一覧
熱中症
熱中症は、症状の重症度で緊急性が異なります。炎天下だけではなく、熱のこもりやすい体育館などでも発症することがあります。
頭痛やだるさ、嘔吐などの症状まで出現している場合は緊急事態です。すぐに医療機関を受診しましょう。
また、普段と比べて様子がおかしい、けいれんした、まっすぐ走れないなどの症状が出現している場合は救急要請しましょう。
検査
熱中症の診断は状況と症状から行いますので検査は不要です。重症な症状であると考えられる場合には血液検査を行いますが、その場合は大きな病院へのご紹介します。
どんな治療があるの?
身体をしっかり冷やすこと・塩分と糖分の入った水分をたくさんとることが治療になります。口から水分が取れない場合には点滴が必要となることもあります。また、重症度によっては入院での安静が望ましい場合もあります。その場合は大きな病院へご紹介します。
予防方法は?熱中症かなと思ったら
運動している時は、塩分・糖分の入った水分をたくさんとるようにしましょう。お子さんはのどの渇きを自分で訴えられないと言われており、気が付いたら熱中症になってしまう可能性があります。周囲の大人がこまめに声をかけてあげてください。また、めまい・汗がどんどん出てくる・立ちくらみ・気分が悪い・筋肉痛などの症状が出てきた場合は、熱中症の初期症状の可能性があります。すぐに涼しい場所に移動し、体を冷やして、OS-1などの水分をたくさん飲ませましょう。体を冷やすときは、首・腋・鼠径部などの大きな血管が走っているところへ保冷剤・冷たいペットボトルなどを当てるとよいです。また、霧吹きで微温湯をかけた後、風をあてるのも効果的です。水分の量は学童以上では1日500ml~1L、幼児では300~600mlが目安です。
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